熊本市|高度労務管理 |問題社員対応、ユニオン対応、退職勧奨|医師の働き方改革、宿日直許可

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お知らせ

2023年、あけましておめでとうございます。

社会保険労務士の、荻生清高です。

今年もよろしくお願い申し上げます。

 

念頭を迎えるにあたり、いくつかの所感を申し上げます。

 

今年の熊本は、人材確保が課題の年に

この時期は、地元企業の年頭所感を眺めるのが、恒例行事です。

熊日プレジデント倶楽部2023

https://kumanichi-presidentclub.com/

Twitterでのショートコメントはこちらです:

 

今年はTSMCの熊本進出を控えて、労務環境の改善に踏み切る動きがみられます。

過去にコストコの進出、サクラマチクマモトやCOCOSAがオープンした際にも、そちらに人材が流れたことがあり、今回もおそらく人の動きは起こるでしょう。

熊本県ブライト企業・くるみんをはじめ、公的認証を受けて自社の労務環境改善をアピールする動きは、これからも進むと思われます。

物価上昇を上回る賃上げも、進む見込みですので、企業の生産性を上げ、いかに賃上げの原資となる利益を確保するか。これも重要な課題です。

 

また、運送業および医師への、労働時間の上限規制適用が、2024年4月に始まることを受けて、対応する動きもみられます。

対応には時間がかかりますので、これから本格的に始まっていくでしょう。

 

このように、働き方改革および労務環境の改善が、事業主にとって強い関心事となっていることを、嬉しく思う年明けです。

と同時に、この解決へのお手伝いができるよう、学びと発信、そして提案を加速させる必要を、感じております。

今年はより一層、皆様へのきめ細かいサポートを、心がけていきます。

また、セミナーの月例開催など、多様なジャンル・ルートでの情報発信を、進めてまいります。

 

行政の調査が、本格的に始まる見通し

 

今年は新型コロナ・オミクロン株の流行が、もうしばらくは続く見通しです。

病床の状況など予断を許さない一方で、経済活動との両立を図る動きが、本格的に進むと見込まれます。

 

年金事務所および労働基準監督署、労働局雇用環境・均等室の訪問調査も、今年は本格的に再開されそうです。

特に、社会保険のパート労働者への適用拡大、60時間超の時間外労働への割増賃金率倍増など、新しいことの前後には、調査が増える傾向があります。

コロナ特例で、支給のスピードを優先させていた雇用調整助成金についても、既に事後的な不正調査が始まっていますが、これもより加速するでしょう。

 

以下に示す会社様は、特に備えておく必要があります。

自社単独の対応では、限界があると思います。お早めに専門家にご相談ください。

  • 雇用調整助成金 新型コロナ特例を受給した会社
  • 新規に社会保険、労災保険・雇用保険の適用を受けた会社
  • パートタイム従業員の、社会保険適用拡大の対象となった会社
  • 60時間を超える時間外労働のある中小企業(割増賃金率拡大の対象)
  • 育児・介護休業等に関する就業規則の、2022年10月施行対応がまだの会社

 

今後は、外部との接点も増やしていきます。

この流れを踏まえ、これまでは抑えていた顧問先の皆様への直接訪問を、今年は進めていきます。

SNSも、バーチャルのやり取りにとどまらず、リアルのつながりも増やしていきます。

税理士や行政書士、弁護士その他、他士業・外部専門家との連携も、進めていきます。

 

セミナーなどで、お目にかかることもあるかと思います。

皆様とお会いできることを、楽しみにしております。

本年もよろしくお願いいたします。

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