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人事労務ニュース

2022年新入社員の28.3%が3年以内に退職予定

今回は、興味深いデータを紹介します。

株式会社マイナビが、2022年に新卒入社した男女(新入社員)800名を対象に行った「2022年新入社員の意識調査」の結果を発表しました。

 

結果の概要

Q 今の会社であと何年くらい働くと思いますか?

3年以内で退職予定が28.3%、10年以内で退職予定が51.0%となっています。例年通りの傾向との事です。

Q 今の会社で、ずっと働くと思わない理由は?

男女で明確な差が表れました。

男性の上位回答は「転職でキャリアアップしていきたいから」など、自身のキャリアアップに関する理由が多いです。これに対し、女性の上位回答には「ライフステージに合わせて働き方を変えたいから」という理由が高くなりました。仕事と結婚・子育てなどのライフステージに合わせて、働き方を変えたいという考えが強いようです。

働きがい別で見た転職意向

働きがいのある・なしで転職意向を見ていくと、以下のように「働きがいがない」と感じている社員の、特に3年以内の転職意向の高さが、際立っています。

「働きがいがある」と答えた人は、3年以内退職予定 20.2%、10年以内退職予定 45.0%

「働きがいがない」と答えた人は、3年以内退職予定 63.9%、10年以内退職予定 74.5%

なお、「働きがいがない」と答えた人の実に28.0%が、1年未満での退職を検討しているという結果も出ています。

 

テレワーク廃止をきっかけに、転職する新入社員はある程度出る

現在テレワークをしている新入社員で、「テレワークが廃止されても働き続ける」と回答した人は51.3%で、約2割が「テレワークできる会社に就職する」となっています。

行動制限の解禁を受け、テレワークを廃止する会社もありますが、社員の意向に配慮しつつ、柔軟な働き方を恒常的に取り入れていくことも、働きがい向上に、寄与するかもしれません。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

関連情報

株式会社マイナビ「新入社員の意識調査(2022年)」

https://www.mynavi.jp/news/2022/08/post_34624.html

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