月刊「企業実務」2026年1月号(別冊付録)に寄稿しました|総務・人事労務のための「生成AI」活用マニュアル
社会保険労務士の、荻生清高です。
このたび、月刊「企業実務」2026年1月号(日本実業出版社/2025年12月25日発刊)の別冊付録として、
”総務・人事労務のための「生成AI」活用マニュアル”を寄稿しました。
紙面では、特定社会保険労務士・生成AIアドバイザーとして執筆しています。
寄稿ボリューム・構成
- B5版・全14ページ
- 全11章構成
今回は「まずは触れてみる」ことを大切にしつつ、総務・人事労務の現場で使いやすいテーマに絞って整理しました。
別冊で最も伝えたかったこと
生成AIは、最初から“長いプロンプト(指示文)を完璧に作り込む”よりも、短い指示から始めて、AIと壁打ちしながら仕上げていくほうが、早く・気軽に・確実に使える場面が多いと感じています。
そこで本別冊では、「簡単に指示 → 返ってきた案に追加指示 → 目的に合わせて整える」という使い方を軸に、業務での取り入れ方をまとめました。
進歩の速いAIだからこそ、なるべく早く業務に取り入れていただき、日々の実務に役立てる「きっかけ」になればと思っています。
目次(11章)
章立ては次のとおりです。
1. 生成AI活用のポイントと留意点
2. 日々のメール作成を効率化する
3. 社内案内文をスピーディーに作成する
4. 業務マニュアルをAIで整備する
5. 定型業務を半自動化する
6. 申請・届出手続きを効率化する
7. 契約書の作成・運用に生成AIを活用する
8. スライド資料作成を効率化する
9. 勤怠データの分析を「働き方改革」に活かす
10. 就業規則をFAQ化してチャットボット対応につなげる
11. 採用業務をAIにサポートしてもらう
入手について
本誌は一般の書店販売ではなく、定期購読が中心で、主に企業の人事労務・総務など管理部門の皆さまに読まれている専門誌です。
お手元に届いた方は、ぜひ別冊付録もあわせてご覧ください。
おわりに:筆者からのメッセージ
本別冊が、生成AIを「業務で使う」第一歩になれば幸いです。
読んでいただけましたら、感想や「うちの業務ならどう使える?」といったご相談もお気軽にお寄せください。
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